シンポジウムのお知らせです。
ギリギリでの告知になってしまいすみません。
東京弁護士会が主催する
「人と動物の共生する社会について考えるー畜産動物を中心にー」
というシンポジウムにパネラーとして招待されましたので登壇します。
申込不要・入場無料なのでご興味ある方は
ぜひ足を運んでみてください。
山梨県が新たに初めてた
県独自のアニマルウエルフェア認証についても
話すつもりでいます。
お楽しみに!!


いつもぶぅふぅうぅ農園を気にかけてくださっている皆様に
お願いがありブログを書かせていただいております
今月頭ごろから若鶏が産卵をはじめ順調に増えてきて
そろそろ古い鶏たちをお肉にするため出荷するのですが
相手先の都合もあり当初予定していたよりも数週先
GW後の出荷となってしまいました。
そのためその分の卵が余ってしまうことになりました。
1週間に1000個程余分がでる計算です。
そこで皆様にお願いなのですが
現在、ネットショップにてセール価格にて販売しておりますので
お知り合いの卵を使ってくださる方やお店の方に
ご紹介いただけないでしょうか?
少しでも構いませんし
大量に使っていただける場合は
直接ご連絡いただければ対応させていただきます。
コロナ禍もあり、日用品から食品、燃料費など様々な物が値上げラッシュとなり
大変な時期でのお願いとなり申し訳ありません。
ご協力頂けましたら幸いです。
ネットショップ
→http://boohoowoo.cart.fc2.com/




ぶぅふぅうぅ農園 一同
本日、豚のお産があり14頭も元気に生まれてくれて
幸せいっぱいのぶぅふぅうぅ農園より
みなさまに幸せいっぱいになってもらうお得なセールのお知らせです!
昨年10月に迎え入れたヒナたちが元気に成長し
卵を産みはじめ絶賛増産中です!
なので「平飼いたまご」をセール価格にて販売させていただきます(^-^)/
普段は4P1600円のところなんと300円引き
1300円!!


また同時に豚肉もセール価格にて販売いたします
「豚ヒレ切り身400g」
約1400円のところ400円引き
1000円!!

切り身なのでそのまま衣をつけていただければ「ヒレカツ」に!
贅沢にから揚げなんかもオススメ
ぜひこの機会にお買い求めください!!
ネットショップ
→http://boohoowoo.cart.fc2.com/
2022年を迎えて早くも1ヶ月が過ぎようとしています相変わらず時の流れが早く感じます
大寒の1/20まで最低気温が-5℃を下回る日が続きました
-8℃を記録した時には厚さ4㎝の氷が張っていました
また農場は韮崎市と北杜市の境の高台にあるので
街中よりも少し寒さが厳しい上に
北側にある八ヶ岳から冷たく乾燥した風が吹き降りてくる「八ヶ岳おろし」が
この時期はよく吹きます。
風速20m近い突風が吹いた日に朝農場にあがっていくと・・・
パンを干しているハウスが見るも無残な姿に・・・
張りなおしました
そんな寒い日が続く中
子育てを終えて群れにまだ戻っていない母豚がいる豚舎に
気づいたら大量の枯草が敷き詰められている
もちろん犯人は
放牧場から枯草を集め
何度も何度も往復していました
数日もすれば立春
暦の上では春ですが過ごしやすい暖かさになるのはもう少し先ですかね
遅くなりましたが明けましておめでとうございます。
昨年は豚が少くネットショップの販売停止が長引いてしまい
大変ご迷惑をおかけいたしました。
現在は豚の成育も順調で、年末にもお産がありましたが
無事生まれてくれました
昨年末に実施したネットショップのセールも
たくさんご注文いただきました!
ありがとうございます。
好評のため継続してセール価格で販売させていただきます(*^_^*)
また「平飼いたまご」も販売再開しておりますので
こちらも合わせてご検討ください!
さて前置きが長くなりましたが
以下農場長よりみなさまに新年のご挨拶申し上げます
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明けましておめでとうございます。
人間においてはコロナ、畜産においては豚熱、鳥インフルエンザとウイルスとの戦いが続いております。ウイルスも生命と考えるなら仕方ないことなのですかね。
わが農場においては一昨年来毒素型大腸菌症に悩まされ続け、決定的手立てがないまま昨年も前半を過ごしてしまいましたが
後半ワクチンの使用が認められ一気に改善しました。ほっと一安心です。
そもそもこの菌は常在菌であり当農場では35年前、チェルノブイリの原発事故の放射能汚染により飼料内容を改変せざるを得なくなった折発生しました。
原因は急激な飼料設計変更により、菌の腸内バランスを崩したためでした。
それ以来の発生はなかったのですが、今回35年ぶりに発生してしまいました。
豚熱の感染拡大により豚舎への閉じ込めを求められ、数か月でしたけれど蜜飼い状態続いたのが原因だったのではないかと推測しております。
健康だとなかなか気づきにくいですが、コロナ禍でも考えさせられたように、菌のバランスそして免疫力は大事だと実感しました。
さて、AW(アニマルウエルフェア)では動物の飼養環境を見直すことで免疫力が増し、薬品の使用が減るとされています。
ヨーロッパでは基本的な考えとなり普及、そして法制化されているところもあります。
日本では、オリンピックでの食材使用が謳われ普及が期待されましたが、コロナ騒動によりスルーされてしまいました。
ただその流れは海外から徐々に入ってきており、卵では大手企業で平飼い卵の扱いが始まっています。
そんな中、昨年10月豚肉の生産最大手である日本ハムが、2030年を目標に養豚において懸案の一つである妊娠豚ストールの廃止を発表しました。
数年前からかなり言われていたのですが、このいきなりの発表は関係者に驚きを与えました。
(日本人が知らない、養豚の「残酷な現実」…日本ハムが“改善の草分け”になるか?)
今後10年で日本の養豚は大きく変わるのではないかと思われます。
さてこんなニュースをよそに私のつぶやきですが、ようやく時代が追い付いてきた感はあります。
養豚を始めたのが40数年前。
放牧養豚ではイギリスが先駆者と言われていますが、それと同時いやその前からということになり、当然当時は変わり者扱いでした。
2000年に入ってネットが普及し始めたころ、「放牧養豚」を検索すると1-3ページぶぅふぅうぅ農園のみが占めていました。今ではとんでもない数です。
新規参入者も増え、むしろ検索順位では下がり気味ですが、その実態はともかくここまで普及したことに感慨深いものがあります。
また大きな生協団体でも放牧豚を前面に出していたのには驚きました。
私の住む山梨県では全国初のアニマルウエルフェア畜産認証制度を発表しました。そう、放牧豚がトレンドになってきているのです。
先の日本ハムの発表とともに日本の養豚も大きくかじ取りを迫られるでしょう。
生産性、効率ばかりを重視した右肩上がりの社会を目指すのではなく、社会全体が共生を目指すような価値観の転換が大いに求められるところです。
本年もよろしくお願いいたします。
いよいよ今年も残すところわずかになりました
年末らしく慌ただしく仕事を来なしていますが
豚が少なかった時期がなかったため、豚が多いことで仕事が忙しいのはうれしい限りで
この状態が続くように頑張っていきます(*^_^*)
さて販売停止が続いておりますした
「平飼いたまご」についてもようやく若鶏の産卵も増えてきたので
再開しております。
お待ちいただいたみなさまにはご迷惑をおかけいたしました。
1/2までにご注文・ご入金いただければ1/7に発送いたします。
またお肉の発送は
1/5はお休み、1/12の分より開始となります。
今年もぶぅふぅうぅ農園にかかわっていただいた方
お肉やたまごをご購入いただいた方
みなさま大変お世話になりました。
来年以降も安心・安全な放牧豚を届けられるよう頑張っていきます。
どうぞよろしくお願いいたします。
よいお年をお迎えください
ぶぅふぅうぅ農園 一同
南アルプス市に一風変わった学校があります
子供たちは自分で自由に「やりたいこと」・「学びたいこと」を決め
自分たちで作ったり学んだりしながら学習していきます
そんな学校とのお付き合いが始まったのは
「豚を育て自分たちで食べる」これがきっかけです。
いままでに2回放牧豚を育ててきましたが
以前豚を飼ったことがある子たちは卒業してしまい経験がない子たちが挑戦する3回目の放牧豚です。
今回は豚熱の影響で鶏小屋に代わっていた場所を元に戻して、鶏さんたちは隣に移動してもらいました。
この学校の面白さは子供たちが自分たちの発想で手作りするところ。
完成したので行ってみたら魚道ならぬ鶏道が出来上がっていました。
来年3月出荷予定までいろいろなことが起こるでしょう。子供たちの発想が楽しみです
農場から学校に移って数日・・・
なじみすぎでしょう
農場の豚が少ない時期が続いておりましたが
ようやく賑わいを取り戻してきました。
9月末からはお産ラッシュ‼
仔豚がたくさん生まれています
たくさん群がっていますね(笑)お母さんは大変です!
・・・いやいやよく数えてみると多すぎる⁉
他の母豚の仔たちまで飲もうとしてましたΣ(´Д`*)
アニマルウェルフェア(以降AW)について大きいニュースが
入ってきました。
全国紙などでは掲載されていないようですが
業界最大手の日本ハムが自社およびグループ農場で2030年までに「豚の妊娠ストール廃止」を発表しました。
妊娠ストールとはお産をする直前までに妊娠母豚を収容している柵です
記事に写真があります
EUなどAWが重要視されている地域では一番問題視されており
使用を禁止されています
つまり通常妊娠母豚(お産前)は自由のないストールの中で飼われていますが、AWではご法度。
関係者の何年にもわたる日本ハムとの話し合いの結果です。
日本を代表する大きな農場がどう変わるか乞うご期待です。ストールを外したものの蜜飼いになったりして・・・。
ともあれ、AW普及のための大きな一歩であることに変わりはありません。拍手!!
ぶぅふぅうぅ農園でも使用しているものは「分娩ストール」↓ 「妊娠ストール」とは別物です
よく混同されがちですがこちらはお産の直前から仔豚が離れるまで使用するものです。
母豚が仔豚をつぶさないように行動を制限するのが目的です。(EUなどでは使用しないところもでてきてはいます)
お産の前後でストールの形も使う意味も変わってきます。
ぶぅふぅうぅ農園では
お産予定日の5日前までは放牧で飼育しその後「分娩ストール」へ収容
収容後は朝晩のエサの後にトイレも兼ねて数分から数十分ほど放牧場に出してあげます
生後30日もたつと仔豚も俊敏になり潰されるようなことがなくなるので
親子一緒に放牧します
一時的に収容してしまいますが
できるだけ自由に動けるように工夫して飼養しています