いつもご利用いただきましてありがとうございます。
数年前より当農場は独自のアニマルウェルフェアシールを作り使用していました。
今年6月、山梨県では全国に先駆けてアニマルウェルフェア認証制度がスタートしました。
当農場は養豚、養鶏において最高ランクの三つ星を取得しました。今後県認証マークを使用いたしますので、シールも順次変更になります。

アニマルウェルフェアとは
家畜の誕生から死を迎えるまでの間、ストレスをできる限り少なくし、行動要求が満たされ健康的な生活ができる飼育方法で「家畜の快適性に配慮した飼養管理」ということです。
この流れは世界的になっており、すでにヨーロッパでは取り組みが行われ、その一例として、2012年EUではニワトリのケージ飼いが禁止されております。
アニマルウェルフェアの現状を5段階で評価すると、世界の中で日本は下から2段階ぐらいにあたり大変遅れています。
なぜアニマルウェルフェアか
世界の畜産は効率を優先してきましたが、一方で病気との闘いの歴史でもあります。
陸続きのヨーロッパではひとたび伝染病が発生すれば各国に広まってしまいます。家畜の健康面からAWは取り入れられるようになりました。
実際私も40年以上放牧養豚をやってきて、狭い劣悪な環境での飼育は、生き物本来が持っている免疫が弱く病気になりやすいと感じています。
現在のコロナ騒動で免疫力を気にされた方は多いと思います。家畜も同じです。
薬品類の使用を減らした健康でおいしい畜産物はみんなの願いです。生産者だけでは問題の解決はできません。消費者の方のご協力を切にお願いいたします。

★このページに関して公開されても良い簡単な質問などありましたらお答えします!★
(コメントとして記事の下の方に表示されますので、表示されては困る内容でしたら左のお問い合わせフォームより送信してください。)