5月30日掃除をしました 

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ぶぅふぅうぅ農園には銘脇役とでもいうべき「オス豚」が3頭います。
これまでの記事の中では母豚と仔豚ばかり目立っていますが、オス豚がいないと仔豚は産まれて来ません。
今日は母豚が数頭いる放牧場へ出してやり、部屋の掃除をしてやりました。
その間にオス豚の方は、一頭たりとも発情していない母豚の放牧場で、
誰からも冷たくあしらわれて困惑気味でしたが、部屋に帰ってきてみると!
ヒノキのおが屑が敷いてあって実に良い香り。リッチなくつろぎ空間になっていました。

秋に落葉がたくさんある時期は落葉のベットを作ってやったりと、
季節によってオス豚の楽しみ方も色々です。
[ 2010/05/30 14:30 ] 最近の出来事 | TB(0) | CM(0)

5月26日久しぶりに賑やかな一日 

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午前中はまだ天気が良いということで、晴れの日にしかできない「ビーフン粉砕」
をやることに…。
上の写真の硬い麺状のものが、ビーフンを製造後製品に不向きな部分を選り分けて集めたもの。
それを貯め込んでおいて、或る晴れた日に道路に並べて、ハンマーモアーで粉砕していきます。
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いきなりモアーで粉砕するには嵩張り過ぎているので、まずは軽トラで踏みつけます。
ここでは軽トラは「物を潰す機械」として活躍することが多いです。
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次はモアーですね。本来草をなぎ倒しつつ粉砕していく機械ですが、こんな使い方も出来ます。
硬いビーフンがあっという間に細かい「味の素」の粒みたいな物体になっていきます。
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それをフォークで寄せて袋詰め。
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本日は帝京科学大のアニマルサイエンス学科の4名の学生さんに後片付けを手伝って頂きました。
みよ!このチームワーク!
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天気は余り良くなかったですが、お昼はバーベキュー。
今日は佐賀県からのお客さんがやってきました。
ご飯の後は糞出し。いや、豚舎の掃除のことですが、
この後帝京科学大の皆さんで豚舎の掃除を初めてやってもらいました。
「糞」から遠退いた現代社会において、新鮮な体験が出来たかもしれません。
またの御来園お待ちしてます⌒(00)⌒
[ 2010/05/26 12:30 ] 最近の出来事 | TB(0) | CM(3)

2008年 「家畜保健所だより」への投稿記事より 

[時の流れ」

 現在のようにきちんとした公図も無く隣地との境界も定かでなかった時代、せこい農民は一生かかって一転び分農地を広げるという話を聞いたことがある。境界が石であれば少しずつ移動し、桑畑なら挿し木がしやすいことを利用し伸びた枝を隣地に差し込み根付かせるという事だ。風景もいきなり変わると気が付くものだが、何年もかかって徐々に変わったものはなかなか気づかない。
 農場も私が他所から来て借地で畜産を始めてちょうど30年になる。「順風満帆30年」「苦節30年」「よくぞここまで30年」いやいやそんな事を書くつもりは毛頭ない。農場は放牧養豚のため土地は広く、おまけに主の人間性も手伝って雑草と木々の中に埋もれるような状態の中にある。整然とは対照的なよく言えばより自然的な、悪く言えば雑然としている。
 30年前、資金は無いが若さの特権である夢と意気込みで始めた農場は、雑草が生い茂る荒地の開拓から始まった。施設を作るのも豚を飼うのもゼロからの出発であるから、ともかく建物が建てばよかったし、豚が飼えれば良かった。まして水路など考えも及ばなかった。傾斜地にある農場は豚が土を掘り返す事により常に水流の方向が変わってしまう。最悪は施設の周りを豚が掘り返すことにより常に水が流れ込み、やがて沼になり、一転大雨になれば泥が流れ出し気づけば掘った張本人である豚もあまりの穴の深さに施設の中に戻れず大騒ぎする始末。「お前の責任だろ」と怒鳴りながらこちらも泥だらけになりながらの救出。やれやれと思って建物を見れば「こんなに段差があったけ?」。またある時は水洗のトイレの水が逆流してきてしまった。「誰だ!変なもん流したのは」。この浄化槽はまだ農場建設を始めたころスコップとツルハシで作った浸透式の合併浄化槽であり、素人が作ったにしては、何事も無く何十年も過ごしてきた。原因は2メートルもの深さがある浄化槽がある時から泥水が入るようになり泥で埋め尽くされていたのだった。後始末?ご想像に。武田信玄の治水事業は有名であるが、そのお膝元でのこの体たらくはなんとも情けない。(ちょっと大げさ)
 水だけでない。樹木も毎日に生長が目に見えないだけに気がつけばびっくりする事が多々ある。「おや、こんなところに枝が」で始まり、気がつけば2,30センチメートルの大木になっている。何事も無ければ鳥さん虫さんのために「よかった」で済むが、建物の横にあると屋根を壊したり土台にひびが入ったりと結構悪さをする。時には2階からの野良猫の侵入にも一役買う。(木に言わせれば濡れ衣だが)また今年の冬には隣地からの要望で放牧場に生えている4,50年になるクヌギを切り倒した。小さな木ならチェーンソウでいつも切っているが、15メートルにも及ぶ木を切り倒すのははじめてである。倒れる方向の心配とあまりの迫力に1本切り倒すごとにすごい疲れを感じる。中でも二股のなった直径50センチメートルぐらいの枝を、もう片方の枝に乗って切ったときは、枝が倒れるときの緊張と振動で一日分の仕事を終えたような疲労感でしばらくは木の上で呆然と立ち尽くしてしまった。時の流れを感じる出来事である。
 今世界中の懸案事項になっている環境問題も、目に見えない中で進行した結果である。化石燃料の消費、二酸化炭素の排出、とうもろこしを原料とするバイオ燃料導入による食糧不足、世界はこれからどうなってゆくのだろうか心配であるが、放牧場の大きな木を切ったときにふと思ったことがある。我が家はまきを使ったストーブで暖を取っているが、この木が3,4本あると一冬足りてしまうのである。これはお金で冬場の灯油や電気を買っている人には全くもってわからない感覚であると思うと同時に、循環的な生活の一つとして里山を大切にした昔の生活様式を思わずにはいられなかった。建設資材としての熱帯雨林の伐採、バイオ燃料のための森林開発等人間の欲望の浅はかさを考えさせられてしまった。
 「足ることを知る」
 全ての生き物に、合掌!  

[ 2010/05/23 10:36 ] 農園主のブ~タレ | TB(0) | CM(0)

2005年 [家畜保健所だより」への投稿記事より 

「母豚の愛情」って?

 わが豚舎は27年前にリサイクルされた材料を使って手作りで作ったものなので、ともかくボロである。ボロであるが故に様々な騒動が起こる。これは数年前のお産にまつわる冬の出来事である。
 その当時使っていた手作りの分娩枠はもう20年以上使っていたため、あちこち壊され修理のための溶接の後がそこらじゅうにあるものだった。そんな痛々しい枠に入ってきたのは、初めてのお産である新人君。たいていの新人君はいままで外の放牧場で自由に過ごしていたものだから、分娩枠のような狭いところに突然拘束されると、とんでもない力で暴れる。その日は夕方お産が始まりそうなことを確認して一旦家に戻り夜中再び豚舎へ行った。扉を開けると何か雰囲気が違う。お産予定の豚のところへ目をやるといない。分娩枠のパイプはものの見事に捻じ曲げられ大きな空間が出来ているではないか。では豚はどこへ。扉は閉まっていたしどこへも出られるはずがないのだが・・・。よく調べてみると反対側の扉の板が壊されている。これはやばい。この寒い冬の夜中どこを探せば良いというのか。ともかく懐中電灯をもって周辺を探してみる。いない。山の中へ入ってしまったのだろうか。もう少し範囲を広げて探してみるが、懐中電灯の光に限界を感じ捜索は中止。
 翌朝明るくなると同時に家を飛び出し探しに出かけた。恥ずかしい話ではあるが昔はよく豚が逃げ出しそのたびに探し回ったので、逃げた豚を追っかけるのは結構得意である。まずは落ち着いて深呼吸をし、逃げた豚の気持ちになりきることである。そして行き先の見当をつけたら、西部劇に登場するインデアンよろしく足跡を見つけることである。舗装道路ではだめだが山道なら結構見つけられるものである。「あった」大きな母豚の足跡。思ったとおり山の中へ向かっている。不安に襲われながら「道沿いなら足跡も確認できるが藪の中ではなかなか分からない」などと考えて足跡を追いかけていると、豚舎から150mぐらい進んだところで突然「ブゥー」。落ち葉の積もっているところに穴を掘り、こっちを向いてなにやら言いたげに再び「ブゥー」。
 「馬鹿やろー。心配させやがって」はドラマの世界。腹の辺りでチビが動いている。1頭、2頭、3頭・・・。生きているのは七頭。残り半分はすでに死んでいる。ともかく7頭を助けるため病院へ。いや保温箱へ運ぶ。さてと、次の問題は母豚をどうやって連れて来るかである。体力を消耗していなければ好物のパンで引っ張って来られるのだが・・・。
 とりあえずパンを投げてみる。食べた。食欲はありそうだ。立ってくれよと祈りながらもう少し手前に投げる。体を起こして食べるが腰までは上げない。後ろに回って尻尾を持ち上げ強制的に立たせる。「さあ、前に進んでおくれ」パンを投げる。1歩、2歩。くるっと回って元へ戻ろうとする。「おいおい、戻るな」パンを投げ続ける。今度は4,5メートル歩いたところで立ち止まりなにやら考えている様子。そしておもむろに後ろ向きまた戻ってしまった。「お前の子供はもうそこにはいないのだ。帰るよ」そんな言葉をかけながら行ったり来たり。ようやく10メートルほど引っ張ってきたが今までと違って今度は頑としてその先へ進もうとしない。「私は食べ物に釣られ、それ以上のもっと大事な何かを忘れているのでは・・・?」といわんばかりに考え込みしばし立ち止まってしまうのである。「思い出した。私の子が・・・」何回やっても母はその時点で戻ってしまうのである。しょうがない。ちょっと荒っぽくなるが板を使って戻ろうとする豚を力づくで阻止し、前へ押した。最初はかなり抵抗したがしばらくしてあきらめたと思うや、今度は一転、狐につままれたように全く抵抗せずパンを追ってすたこらすんなり分娩舎まで戻ってきた。メデタシ。メデタシ。それにしても、「行く」「行かない」を分けたあの境界線は何だったのだろう。
 教訓
「ああ、母の愛は山より高し。海より深し。食べ物より強し」
「えッ・・・?」
「食べ物より強し」は削除。
[ 2010/05/23 10:22 ] 農園主のブ~タレ | TB(0) | CM(0)

5月18日木漏れ日の下で 

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前に載せた「いろいろな赤ちゃんブタ」は今「保育園」に進級しました。
産まれた直後には1㎏ちょっとでしたが、もう15㎏ぐらいありそうです。
ぽかぽか時間帯は木漏れ日の下、お昼寝の時間です。
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それでもカメラマンの気配あり、逃げられてしまいました。
この傾斜地で鍛えられた豚の足は驚くほど速いですよ~。
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その子たちのお母さんの一人。
今は子育ても一旦終えて気楽な毎日。
どんな夢を見ているのでしょうか…。
[ 2010/05/18 13:57 ] 最近の出来事 | TB(0) | CM(0)

5月9日泥遊びにしては水気が少なくて 

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五月に入り、いよいよ夏らしくなってきました。
人間も暑いと感じ始めるころ、豚さんは泥遊びを始めます。
冬は寒くてあまり気持ちいいものではないらしく、泥浴びなどしません。

放牧場には自然と風呂場が出来るものです。
と言っても、みんな豚さんが作った風呂です。
始めは、何か美味しいものがあるところ、気に入ったところをとにかく掘ります。
豚の風呂としてちょうど良いサイズの穴が出来ます。
そこへ雨が降り、湯が入ります。
そしてバシャバシャと泥浴びをします。(風呂へ糞尿を垂れる豚もいるので、それまた美容効果があるみたいです)
晴れの日が続くと水気が飛んで干上がって来ます。

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なんとなく物足りない感じあり。
でもおなかがひんやりして気持ちよさそうです。

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[ 2010/05/09 12:47 ] 最近の出来事 | TB(0) | CM(0)
あなたは人目のお客さんです!




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